料理を始める前の衛生管理が大切です。食中毒予防、ノロウィルス感染予防にもなるので
習慣づけるようにしてください。


手洗いの重要性

 両手の指と指を交差させて各指の間まで石鹸で洗うようにします。


指輪をつけての料理はNG

 指輪の裏側には皮脂などの汚れが溜まりやすいので料理時には外すことをお勧めします。
 ※夏季の金属ベルト製腕時計の裏側(肌側)の汚れを思い出していただければご理解いただけると思います。


爪の間の洗浄及び清掃

 普段意識しない場所が爪の間です。けっこう汚れが溜まりやすいので歯ブラシ(私の場合、やわらかい豚毛を使って
  います)などを利用して洗浄しましょう。


料理時はクリーム等の化粧品はNG

  冬季のひびやアカギレなどでクリームをつけた手での調理はクリームの臭いが料理に移ってしまうためNG(以前
  買った納豆を一口食べたら化粧臭くて、ヤ~まいりました)


料理がいたみやすい夏などは、こんなアイテムが便利です!

  暑さが続く夏場の時期、味噌汁などの手料理はいたまないようにするため、朝晩火にかけたりするか、味噌汁の
  具材と味噌汁を別々にして冷蔵庫で保存し、毎回食べる分だけ温めなおすか、いづれにしても管理が大変な時期
  ですよね。そこで、夏だけインスタント味噌汁を利用することにしました。保存性が良く、食中毒などを心配すること
  もないのですこ゜く助かってます。

  今回買ったマルコメの野菜いっぱいの味噌汁。大変美味しいです。(美味しい度90点)

 ■ノロウィルス感染 体験談

 以前、父親がノロウィルスに感染し、その後、家族全員が、あっという間に感染した事がありました。最初は、父親が風邪でもひいたのだろうと、特に気にもしなかったのですが、父親の様態(体温が高くなる・吐き気・下痢)が短時間で見る見る悪くなってきたので、日曜当番医を探して、私の運転で連れてゆきました。通院の行き返りの30分~40分くらいの短時間で、私にもノロウィルスが感染しました。病気が発症するまでの時間は、年齢で若干の差があるようで、母親が、父の発症から3時間~4時間くらいで発症。私は、父の発症から6時間7時間くらい後に発症しました。全員症状は同じで、はげしい嘔吐と下痢が短いサイクルで来襲するというような非常に辛いものでした。もう出すものも無いくらい嘔吐と下痢をしたのに、それでも嘔吐と下痢の症状がなくならないのです。思い出すだけでも辛い経験でした。結局、治癒までに1週間~10日ほどかかり、家族全員が5キロ~7キロ程度の体重減少となりました。

 ●その時の治療と日常の生活状況をご紹介すると、毎日、点滴のために病院に通院。自宅での生活というと、とにかく消化の良いものをと言われ、『お粥でいいですか』と聞くと、『ポカリスエットみたいなスポーツ飲料を少し暖めて飲んでください』との返事。短期間でしたが、水分以外摂れなかったため上記のような体重減少となったワケです。もう二度とこんな思いはしたくないと家族全員が思った辛い経験でした。

 ■ノロウィルス感染予防

 感染経路は口から感染することがほとんどというこの ノロウィルスの予防には、とにかく、手洗いとウガイが基本ということをメディア出演の医師たちがおっしゃっています。必要以上に神経質になることはないと思いますが、誰がさわったか分からない外出先のトイレのドアのノブや、スーパーマーケットのカートやカゴなどを触った後などは、洗面所にある石鹸などで手をよく洗うことをおススメします。

2012/11/23更新